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パソコン・コミュニケーション・アシスト ピコピコ 第2回勉強会記録
2006年2月12日(日)13:30〜16:00 勤労福祉会館 2F 12名

【次第】

1.挨 拶
2.自己紹介(参加者様)
3.市内各福祉施設様より テーマ 「〜これからのノーマライゼーション〜 社会参加と就労」について
4.市外においての事例紹介
5.ピコピコより 今後の計画
6.ディスカッション・その他

2.自己紹介

参加者:西鶴間小学校 障害児級担当 ITに興味があり。初参加。
参加者:日本語教室 やまびこ 外国人に日本語を教えている。IT支援も今後興味あり。初参加。NECシニアITサポーター養成講座受講希望。
参加者:勉強会の第1回目から参加で、活動はコミセンの「パソボラ」に参加している。 (事故からの障がいで)殆ど外出していなかったが、最近外出の機会が増えた。
参加者:障害者地域作業所「福田作業所」に通所して約20年。2回目。
参加者:大和市の障害者就労相談員。2回目。
参加者:鶴間のクリニック 中田さんから1年くらい前から学習センターでパソコンを習っている。初参加。
参加者:脳卒中から「大和七沢会」の代表をしている。初参加。
参加者:障害者地域作業所所長 勉強会は2回目。
参加者:社会福祉法人 就労センターの施設長。初参加。
参加者:ピコピコの「めばえ」事業で知り合い、お手伝いしたいという想いでいる。 NPO法人イー・エルダーの紹介で、リユースパソコンの紹介:3500台無償で配布や 今日は、MSのUPプログラムについてご紹介したい。今後大和市で活かして欲しい。 前回に引き続き司会進行役。

3.テーマ 「〜これからのノーマライゼーション〜 社会参加と就労」について

◎作業所所長:作業所はどういうところか?
ノーマライゼーション・・・障害のあるかたが地域で活動、ここ30〜40年前からで国連 国際障害者年がけいき。最近はバリアフリー・ノーマライゼーションという言葉をよく聞くようになってきたが、前は殆ど聞かなかった。
大和市では、松風園が初めて開設された施設(現在は民営化。)
親御さん・当事者がさまざまな運動を組んで、S58年始めてのさくら作業所(下鶴間)ができた。市の援助なく?民家のかたが改造して開設し、希望者が殺到した。
その後、市が動き3箇所に増設。現在は、公設・民設、10箇所ある。
(同じく、S58年に県央福祉会がふきのとう舎を立ち上げた。)
作業所の内容・・・受注作業中心で、加工・組み立てが殆どで施設によってさまざまな軽作業を行っている。余暇を推進する活動をしている。
今までは、3年で訓練して出てというわけではなく、一般就労したいかたは職安に登録等で就労している。
1ヶ月平均工賃・・・約5,000円〜10,000円/月額で少ない。(全国約7,000円/月額。)
障害者年金はあっても、1ヶ月の生活が苦しい状況。
作業所から一般企業へ就労機会があっても、企業からの解雇や自分自身が疲れてリタイアされるかたがいる。
福祉的観点で雇用している企業は、国の補助金を受けているところが何社かある。
障害者自立支援法:これまでの利用から、大きく変わる。とされ、混乱が起きている。
障害のあるかたへの支援する団体は、資金が必要。個人規模で得るには難しい現状だと思う。ITに関しては、今後趣味でも在宅就労へと広がり、今後必要とされる分野だと期待している。 今後の課題と思われる点は?・・・法律が変わって、施設・作業所を利用するのに当事者は1割負担がかかる。働く場所にお金を支払うのがどうか?と思う。 それと、施設ではなく、地域のなかで、ITでもなんでも可能な場所が必要なのでは?
≪経済的 課題≫
 
◎就労センター施設長:施設は、就労センターで、3階立ての倉庫を改良し、35名が通所利用している。
知的障害者の通所授産施設で男性3:女性1
授産施設とは:社会的自立を目指して就労につく為に働く施設で、現在は男性が多い。市内在住が80%
県央福祉会:社会福祉法人 もともとは綾瀬。土地の契約の関係で桜ヶ丘へ場所移転。事務局がある。
障害のはざまにある、療育の相談、施設でも通常にも行けない、子供のための施設がある。(1歳半検診を立ち会うが、大人になったらどうなるの?という課題がある。)
子供時代は、学校がある。大人になったら?ということで「ふきのとう舎」ができた。
その後、30年経ち藤沢から橋本、海老名、瀬谷など県央で現在約40事業ある。
開所当初は7名だったが、数百人の職員がいる。
こども相談室から始まり、法人格になった。内容は、大人から子供、精神・知的などの障害、老人対象などネットワークで支援している。授産施設は陶芸・布を作るイメージだが、菜の花での作業は、企業からの仕事。
付録の組み立て、DM発送、おせんべいのひもかけ、割れせん(べい)。
近所のテラス等植木鉢の水遣りやメンテンナンス。印刷の仕事もしている。
平均賃金7,000円/月額(昨年より1,000円アップ)来年度は9,000円。
知的障害:程度は、AからBの人が向いている作業を行っている。
ピコピコのつながりはITだが、、リクリエーションの要望が強いのは、カラオケの要望が多い。(世界を広げたい)
最初はどういう風になるのかー?とわからなかったが、利用者のみんなは毎週楽しみにしている。
障害のあるひとはIT学習を得るチャンスがないので、今後の広がりに繋がると思っている。
就労は難しいと思うが、当たり前の生活という点では、いいことだと思う。
今後の課題は?:「障害者自立支援法」施行での、変化が注目。施設利用が有料となる。
施設での機能、色々なかたの「ネットワーク」、障害のあるかたを含めての「ネットワーク」ができてほしいし、県内の支援障害のある人が生活をする上で重要だと思う。
≪ネットワーク作りが課題≫
≪(就労環境が整うことを希望する)≫
 
◎大和市就労相談員:大和市で年間平均47名の方(身体・知的)が相談・登録されている。56事業所へ65名の就労者がおりフォローアップも行っている。
就労先は、市内・市外ある。新規開拓と職安(ハローワーク)との連携を行っている。
主な就労先は、施設等の清掃・クリーニング業・調理補助・各種製造業など。
これまで「IT」に関わった職種に就労されたかたは、2件のみ。
身体障がいのかたが事務職、知的障がいのかたが広告関連へ就労された。
≪就労を継続するためには、≫
≪本人・家族(周囲)・就労先の意志や配慮が重要≫
 

4.市外においての事例紹介

参加者:法律の変化に伴い、今後変動が起こる。
これからは、パソコンの持つ機能を活かして、利用できるものが有利になっていく時代となり差が広がる。(デジタルディバイトの深刻)
マイクロソフトのUPプログラム※は、社会貢献プログラムで、CSR社会的責任という企業の役割を全世界で活動を行っている。このプログラムの事務局として携わっているのでご紹介。
 
※UP プログラムは、マイクロソフトが世界各国で展開している社会貢献プログラムです。
このプログラムの対象は、これまで IT を活用する機会があまりなかった方々です。そのような方々に対して、参加者のレベルや目的に合わせた IT 研修や、IT を通じた自立支援や就労支援などを行い、新しい可能性を広げるための支援を行なっています。 また、地域に根ざした非営利団体 (NPO) や自治体と連携し、その地域の特性に合ったプログラムづくりを行っています。こうして同じ課題に取り組む団体と連携することにより、その地域の社会的課題の解決に当たるだけでなく、地域の活性化にもつなげていきたいと考えています。 日本では現在、「大分 UP プログラム」、「女性のための UP プログラム」、「徳島 UP プログラム」、「障害者の IT 利用支援のための UP プログラム」、「宮城 UP プログラム」、「在住外国人のための UP プログラム」 、「NPO のための UP プログラム」 を実施しています。
 
約5年前に行政が主催で行ったパソコン講習会の受講者へダイレクトメールを送り、そのうち、70名が1週間のインストラクター養成講座を受講し、各地域のマスタースキルアップを行い、障害者への指導者となった。
障害者は10人に1人がパソコンへの意欲があり、作業所からはじめ、IT教室を開いて欲しいという要望がくるまで、約2年かかった。
それまでには、障害者向けの教材制作等苦労があったが、「Word入門」受講後「箸袋」印刷の作業が行えるようになった。
当初動かなかった行政からその後、3ヶ月〜6ヶ月間の講座などの委託を請けるようになった。 障害者が行う仕事は遅いだけである。
1人に対し、3年にわたり支援している。1年目は基礎、2年目は応用、3年目に仕事(就労)
「草の根活動」から「名刺作成」へと可能にし、県内のレストランなどへ「箸袋」受注の実現。 (パソコンの設備は、不要になった大学の数百台のPCをリユース(マイクロソフト協力による)し県内の障害者作業所へ配布し、IT支援へと役立てた。)
以降、Webサイトにて裏話などの詳細を紹介。
・ 徳島UP:http://www.microsoft.com/japan/mscorp/citizenship/ca/up/up_tokushima.asp
・  〃  :http://www.jci-tn.jp/index.html
・ 大分UP:http://www.microsoft.com/japan/mscorp/citizenship/ca/up/up_oita.asp
・  〃  :http://www.d-b.ne.jp/upsk-oita/index.html

5. ピコピコより 今後の計画

渡辺:設立趣意と4月以降 5ヶ年事業計画発表(配布資料)とご協力案の要望

6.ディスカッション・その他

Q1)参加者:障害のある方がPC利用はどうしているのか?
A1)参加者:e-AT※ 福祉情報技術、障害に応じた必要な利用方法が、さまざまな支援で可能となる。
※e-ATとは英語では、「electronic and information technology based Assistive Technology」 と表現され、日本語では「電子技術や情報技術をベースにした支援技術」と訳されます。
参加者:4年前位にパソコンを使いたくて買った。インターネットをやりたくて近くの人に教わってやって。いける場所を調べるところまできた。ちょうど、ピコピコのパソコン学習会に参加できた。
これから何ができるか?わからないが期待している。それから、同じ作業所にいる重度障害の人もやりたいというのに驚き、実際に、ピコピコの支援提供によってパソコンの利用ができるようになって本人も喜んでいる。
参加者:特別学級を担当するようになって、県のパソコン指導者養成講座に申し込みで外れ、ちょうど、中田さんからピコピコの活動に知り合えた。前回は欠席だったが、知る機会ができた。 一生懸命働いても、経済的な見返りが少ない。と感じた。
Q2)参加者:障害のあるひとがどういう気持ちで作業所で働いているのか?気持ちを知りたい。
A2)参加者:中学校卒業、義務教育なく、自宅で過ごしていた。その後、作業所等増えてきた。 作業はしても、一緒の仲間といる、けんかしながら、一緒にいること。が楽しいという。設備投資、企業とタイアップするという努力などを怠らずにやっていきたい。来ているひとは生き生きしている。ただ、工賃が低い。
Q3)参加者:IT支援者として、経済的効果が出たら嬉しいと思う。やりがいのある活動なので。 A3)参加者:無理せず一歩一歩。
参加者:利用者さんは給料が多いほうがいいという考えが強い。ボーナスを上げてほしいと言う。
でも、施設としては単価の低いものが多い。企業と連携していく、もっと賃金をたかくしていかなくちゃいけないと、囲っている。もっと外に出てもらって、もっと給料を上げてほしい。 企業に就労して、ノーマライゼーションを実現し、将来的には、他の人や健常者と同じであってほしい。
Q4)参加者:各施設のかたにお聞きします。これまで、通所されていた就労実績を教えてください。
A4)所長:作業所への通所利用は、特に期限がなく居られる。数年後に一般企業への就労するかたもいるが、環境等の変化で対応できず戻ってくることが多い。
  A4)施設長:施設利用者では、まだいない。
参加者:息子は、養護学校から直接、就労した。契約が2年だったので、終了後は10ヶ月失業保険をもらって、老人の就職情報をみて、就職可能の返事を受け10年間通い働いた。 リストラで辞めてからは作業所に通所している。今後は、「障害者自立支援法」が問題だと思う。 今の所、作業所はいいが、他の利用料がかかるのが問題に思う。 参加者:支援して少し前に進む。ハザマが大変な活動だと思う。 障害者にとって、働きやすい環境が必要だと思う。
1.IT支援
2.在宅就労
3.場所
4.交流
次回のテーマは?
参加者他:活動メンバーやサポーターの勉強会とは別に、
 
≪目標や事業のため「NPO設立準備会」とし≫
≪具体的に動くための対策会議にしたほうが良い≫
 
核となる人材選びが必要。
 
第一部 中締め 解散
 
第二部:懇親・交流会  16:00〜17:30
● 出席者:9名
● 今回は、前回にプラスα大奮発!ビールで乾杯、初参加のかたを交え、それぞれのご紹介をして親睦をはかりました。今後とも、宜しくお願いいたします。※感謝!七沢会(大和)会長様よりカンパ1,000円をいただきました。


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