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本団体は、正式名称を「パソコン・コミュニケーション・アシスト ピコピコ」とし、略称を「PCAピコピコ」と称する。
大和市に住む障碍者数は、約5千人(全体人口の約2%)のかた(各種手帳の交付を受けているかた)がいらっしゃいます。そのほとんどの方は地域社会に於いて取り残されているというのが現状です。一部の方は、作業所などに於いて、就労されていますが、得られる収入は大変少ないものです。
昨今、「ICT(情報通信技術=Information and Communication(s)Technology)」(以下「IT」)が飛躍的に発展しています。
他市の事例ではありますが、障碍をもつかたがたが、ITを活用することにより、会話が出来たり、情報の入手が容易になったり、障碍者の余暇支援から就労支援に繋がることが実証済みであります。
障碍の特性による「自立」の違いはありますが、このIT普及により余暇充実から就労への機会拡大など、障碍者の可能性が広がり、今後ますますITが大変有効なツールとなりうることも事実であります。
平成18年度4月より「障害者自立支援法」施行にあたり、障碍者に対する国の政策も「保護から自立支援」の方向へと移行しつつあり、ますます障碍者のIT利活用の推進が必要不可欠であると考えます。
私たちは、障碍をもつために、経験できない、得られない、利用できない、機会を失うという「格差」の一つ「IT利用の格差」の解消に努めることで、個々の「無限の力」を見いだし育て、希望が叶えられる環境、条件を平等に選択できるような社会、誰もが「社会参加」できる社会にすることが重要だと考えます。
地域の新たな支援策として、「福祉情報技術※1」を用いて「IT普及・利活用支援事業」を行い、IT利活用を通じた障碍者の「社会参加」と「就労(雇用)機会」へ支援、創出を目標とします。
この大きな目標は、私たちの力だけで達成するには、広く地域の人々との協力を得て福祉施設との連携を行い、そして地域活動団体や社会福祉法人団体との情報提供や共有を図り交流・協働することが必要だと考えます。
地域全体の力を合わせ、私たち市民の力で誰もが当たり前に「社会参加」できるような仕組み作りを創造していきたいという想いでおります。
そして、働く意欲のある障碍当事者が選択・自己決定できるような、行政・企業・専門家との繋がりで多様な雇用・職域の確保などの実現へとチャレンジする意欲でおります。
まずは、障碍当事者・家族などの受益者と私たちサービス提供する支援者が同じ目線で支え合いながら、お互いの生活の質・満足感が得られ「今から未来へ」繋がるように働きかけて、地域の温かいコミュニティ再生を目指したいと考えます。
また、この活動が、障碍をもった子供達の「無限の力」を見出し育て、「明るい未来」にするための架け橋となるよう、継続的支援について私たち大人・市民全員が一緒に考え、地域社会全体の力で実現したいという想いでおります。
私たちは、「ノーマライゼーション※2」の理念に基づき、『社会的弱者・情報(IT)弱者とされるかたへのIT普及および利活用支援』を地域で支え合う活動を行う母体として、特定非営利活動の任意団体として「PCA ピコピコ」を設立いたしました。
渡辺 由美子 Y−Y(ワイワイ)パソコンスクール
中田 勇 デジタル工房サムシング
平成17年5月25日 PCAピコピコ発起人代表 渡辺 由美子
※1障碍者(高齢者を含む)のために障碍特性や不自由に応じた支援技術と補助機器(ソフト)を結び付けてIT利活用を支援する技術。
※2障碍を持つ人や適応力の乏しい高齢者の生活を、できる限り健常者の生活と同じように営めるようにすること。
さらに言えば、障碍者や高齢者に関わらずあらゆる人が共に住み、共に生活できるような社会をめざすのが正常な社会なのではないか。これは、現代の社会福祉において、最も重要な基本理念である。
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